2008年08月03日

富士登山一日目

こんばんは。少し筋肉痛気味のこぶとりおじさんです。

今日は少し寝すぎたので、今の時間眠れません・・・

なので、こんな遅い時間に更新します。富士登山の内容を2回に分けて綴ります。


<富士登山一日目>

7月31日の早朝、新宿駅より富士山五合目に向けて出発しました。

バスで走ること約2時間半、富士山の登山口でもっともポピュラーな吉田口に到着。

この地点で、もう標高は2300m。雲が下に見えます。

お昼ごはんを食べ、標高に体を慣らしつつゆっくり身支度をし、午前11時半出発しました。


あまり天気はイイとは言えませんでしたが、歩き始めた時は日が出ていました。

何だか、五合目に着いたときはそんなに感じなかったんですが、しばらく歩っていたら「あっ、俺、今富士山に登ってるんだ・・・」という気持ちになり、何だか変な感じでした。

50分ぐらいですかね、歩いていたらもう六合目。なんだ、以外と近いじゃんと思っていたのが大間違い・・・ まだまだ先は長いゾ!!!

そこから1時間ぐらい歩いて、いよいよ七合目に入りました。ここには山小屋がズラッと並んでいました。


出発する時に、「金剛杖」なる木の杖を買ったのですが、山小屋で焼印を押してもらうことができ、これを集めるのもまた達成感につながると思いました。(1回200円でした)

このあたりからだんだん天気は悪くなっていき、さらに足場も岩になってきました。


ここからが長かった・・・ 今日泊まる山小屋は本八合目と決められていて、五合目、六合目、七合目と順調にきたように思ったが、1時間登ってもいっこうに見えてこない・・・ どうした? そう思いつつも歩っていたら、徐々に天気も悪くなり、さらに自分の体にも異変が起きつつありました。

休憩を何度もとりつつ、やっとのことで本八合目の山小屋へ到着。

時間は午後5時前。この地点でもう3400mです。


完全に雲は下に見えます。

ここで私は、あの症状にかかってしまいました・・・

そうです、「高山病」です。

八合目あたりから何だか頭が少し痛いなぁと思っていました。そして、ここにきてその症状が悪化しだし、ひどいことになりました。

山小屋に着いて、まずはあいさつ。その後、寝床などの説明をしてもらい、少し休んでから食事になりました。

山小屋の食事はやはりカレーライス。自分は少し頭が痛かったのですが、お腹はすいていたので普通に食べました。

食事後、同行者とお話などしつつ、しばらくして仮眠をとりました。

その後です・・・ しばらく寝たのですが、どんどん頭が痛くなってきました。横になっていても、ガンガン、ズキズキ・・・ さらにひどくなり、挙句の果てに、吐く始末・・・

どうやっても頭痛・吐き気はおさまらず、ただ横になっているだけ・・・ 仮眠もとれません。

あの時は、ホントに心が折れそうでした。自分で富士山に登ろうと言い出したことなのに、「もうやめたい・・・」と何度思ったことか・・・ こんなんで、明日頂上まで行けるのか・・・ 明日がものすごく心配。

そう思いながらも、誰にも何にも言えず、ただただ横になって、時間を待つのみでした。



これが富士登山一日目の出来事でした。二日目は、また明日更新します。
  

Posted by こぶとりおじさん at 03:13Comments(3)富士登山関連